ノリで漁師やってみた
番外編
あぁああぁぁぁっぁあぁあぁぁぁぁぁぁ。。。
ほんっとに。。。
行くなら行くで、前もって言ってくださいよ(-"-怒)
出港6時間前は前もってとは言いません(╬ಠ益ಠ)ゴルァ!!
という事で、またしても強制出港( ゚Д゚ )ハァ?
時は2011年2月17日AM0:00。
今回は短めの2泊3日で行って来ました。
セーイカ漁。。
もうね。
いやな予感しかしないんですが、しぶしぶ行ってまいりました。
期間も短いんで、さくっとまとめてみます。
今回の目的地は、喜屋武岬からひたすら南東へ進んだところ。
移動時間が9時間ほどなので、約50マイルくらいのとこですね。
まぁ、でもですよ。
前回のゴールが見えない感じに比べると、三日後には陸だ!!
と考えるだけで、相当気持ちは楽です(笑)
が、しかし!!
出港2時間後から、重度の船酔いに(ノд`@)アイター
エンドレス嘔吐が、2日目の朝まで続いておりました。。。
いや~きつかった(笑)
仕掛けを投入しては吐き、水を飲んでは吐き、イカをあげては吐き、と2日間ひたすらに吐いていて、とうとう胃からガッツリ出血(笑)
手のひらいっぱいに血が出たときは、なんだか笑いが止まらなくなって、
一人爆笑してました(笑)
なんやかんやで、仕掛けを投入したらイカは釣れるので、
一日平均10匹って感じだったんで、なかなか順調ではありました。
二日目の夜9時くらいかな~?
仕掛けを回収しているときに、なにやら変な引きが。
釣り機もいつもと違って、獲物がかかっている時の巻き上げ方。
この日は若干釣果が悪かったので、イカちゃん3匹まとめてゲットか!?
と、わくわくしながら仕掛けを上げていくと、10mほど前方に揺らめく
銀色の背びれがちらり。。。
右へゆら~り、左へゆら~り、と巨大な体が動くたびに、
握っているテグスが右へ左へグングン引っ張られていきます。
やっちまった。。。
3mはゆうに超えるサメちゃんが、疑似餌をガッツリ捕食(笑)
はい、ここで冷静に状況を分析しますと、
サメちゃんが食ってる疑似餌とそれにつながる仕掛けたちは、全部で約2万円ほどの金額がかかっております。
糸を切って(切られて)しまうと、単純に2万以上の損失が発生します。
と、言うことは。
なんとしても、サメちゃんの口から疑似餌を回収しないといけない、ということになります。
そんな事情がありまして、テグスを思い切り引っ張り、サメをコントロールして、船に横付けにします。
少し、残酷な描写になりますが、やらなきゃ、こっちがやられますので、
刃渡り20cm、柄の長さが2メートルの銛でサメが弱るまで、刺し続けます。
あのでかさのサメちゃん相手だと、かまれた瞬間に昇天してしまうので、
申し訳ないですが、仮死状態にしたところで、疑似餌&仕掛けを回収。
やってる時は、怖さというより、必死であまり覚えてないんですが、
初めて、大物と対峙して小一時間、生きるか死ぬかの真剣勝負をしたことで、終わったあとに震えがとまらなくなり、しばし休憩。
なんとも言えない充実感と罪悪感を感じながら、この日は漁を終えました。
おいしい海産物を届けるために、現場の漁師は命を張って、生き物たちと真剣勝負を繰り広げてます。
ヘタレな僕でも、その厳しい世界を少しは感じられたと思います。
そして、漁最終日。
仕掛けを投入し終わったあと、エンジンを止めて、いろいろ考えていると、
水面をたたくような音が聞こえ、目をやってみると、目の前に約40頭ほどのイルカの群れが。
船の近くまで寄ってきて、こちらをジーっと観察し、
敵意がないとわかると、しばらく一緒に波に流されながらジャンプをしたり、尾ひれで水面をたたいたりと、遊んでいました。
初めて目にする野生のイルカの、あまりにも人懐っこい姿に、
時間を忘れて癒されてました。
今回は短いながらも、充実したいい漁になりました。
そして、無事に帰港。
待ってくれている人がいると言う事は、
うれしいことです。
今回も漁の無事を報告し、つかの間の休息へ。
もう漁は嫌だ(笑)
ほんっとに。。。
行くなら行くで、前もって言ってくださいよ(-"-怒)
出港6時間前は前もってとは言いません(╬ಠ益ಠ)ゴルァ!!
という事で、またしても強制出港( ゚Д゚ )ハァ?
時は2011年2月17日AM0:00。
今回は短めの2泊3日で行って来ました。
セーイカ漁。。
もうね。
いやな予感しかしないんですが、しぶしぶ行ってまいりました。
期間も短いんで、さくっとまとめてみます。
今回の目的地は、喜屋武岬からひたすら南東へ進んだところ。
移動時間が9時間ほどなので、約50マイルくらいのとこですね。
まぁ、でもですよ。
前回のゴールが見えない感じに比べると、三日後には陸だ!!
と考えるだけで、相当気持ちは楽です(笑)
が、しかし!!
出港2時間後から、重度の船酔いに(ノд`@)アイター
エンドレス嘔吐が、2日目の朝まで続いておりました。。。
いや~きつかった(笑)
仕掛けを投入しては吐き、水を飲んでは吐き、イカをあげては吐き、と2日間ひたすらに吐いていて、とうとう胃からガッツリ出血(笑)
手のひらいっぱいに血が出たときは、なんだか笑いが止まらなくなって、
一人爆笑してました(笑)
なんやかんやで、仕掛けを投入したらイカは釣れるので、
一日平均10匹って感じだったんで、なかなか順調ではありました。
二日目の夜9時くらいかな~?
仕掛けを回収しているときに、なにやら変な引きが。
釣り機もいつもと違って、獲物がかかっている時の巻き上げ方。
この日は若干釣果が悪かったので、イカちゃん3匹まとめてゲットか!?
と、わくわくしながら仕掛けを上げていくと、10mほど前方に揺らめく
銀色の背びれがちらり。。。
右へゆら~り、左へゆら~り、と巨大な体が動くたびに、
握っているテグスが右へ左へグングン引っ張られていきます。
やっちまった。。。
3mはゆうに超えるサメちゃんが、疑似餌をガッツリ捕食(笑)
はい、ここで冷静に状況を分析しますと、
サメちゃんが食ってる疑似餌とそれにつながる仕掛けたちは、全部で約2万円ほどの金額がかかっております。
糸を切って(切られて)しまうと、単純に2万以上の損失が発生します。
と、言うことは。
なんとしても、サメちゃんの口から疑似餌を回収しないといけない、ということになります。
そんな事情がありまして、テグスを思い切り引っ張り、サメをコントロールして、船に横付けにします。
少し、残酷な描写になりますが、やらなきゃ、こっちがやられますので、
刃渡り20cm、柄の長さが2メートルの銛でサメが弱るまで、刺し続けます。
あのでかさのサメちゃん相手だと、かまれた瞬間に昇天してしまうので、
申し訳ないですが、仮死状態にしたところで、疑似餌&仕掛けを回収。
やってる時は、怖さというより、必死であまり覚えてないんですが、
初めて、大物と対峙して小一時間、生きるか死ぬかの真剣勝負をしたことで、終わったあとに震えがとまらなくなり、しばし休憩。
なんとも言えない充実感と罪悪感を感じながら、この日は漁を終えました。
おいしい海産物を届けるために、現場の漁師は命を張って、生き物たちと真剣勝負を繰り広げてます。
ヘタレな僕でも、その厳しい世界を少しは感じられたと思います。
そして、漁最終日。
仕掛けを投入し終わったあと、エンジンを止めて、いろいろ考えていると、
水面をたたくような音が聞こえ、目をやってみると、目の前に約40頭ほどのイルカの群れが。
船の近くまで寄ってきて、こちらをジーっと観察し、
敵意がないとわかると、しばらく一緒に波に流されながらジャンプをしたり、尾ひれで水面をたたいたりと、遊んでいました。
初めて目にする野生のイルカの、あまりにも人懐っこい姿に、
時間を忘れて癒されてました。
今回は短いながらも、充実したいい漁になりました。
そして、無事に帰港。
待ってくれている人がいると言う事は、
うれしいことです。
今回も漁の無事を報告し、つかの間の休息へ。
もう漁は嫌だ(笑)