ノリで漁師やってみた
漁開始!
2011.1.17 AM 09:00 出港4日目
北大東島の島影に非難して丸々二日がたとうとしてますが、この日は若干揺れが収まったかな?と思って、海を眺めてみると、昨日まで休みなしにきていた大きなうねりが、とても小さくなってます。
これはやっと漁ができるんじゃないか?と思っていると、ニュースでも午後から翌日にかけて、海は穏やかになると言う予報が!!
同行のにーにーからも無線連絡が入り、16:00に漁場へ向けて出港することが決まりました!!
やっとこの暇な時間から開放される!
乗ってきたJ丸の設備点検をしながら、出港まで過ごし、16:00丁度、とうとう漁場へ向けて出港しました!!
待機すること48時間、あまりにも長く不毛に思えたこの時間も、最終的に振り返ると、何気に一番為になった期間でもありました。詳しくはまた後日。
漁場までの移動を開始したのはいいですが、到着には約8時間かかる予定で、朝4:30から操業開始予定。
もう船の上でひたすら時間をつぶすことに体が慣れてきて、体力を消耗しないように、寝るか、DVDを見てるかですが、ここからの期間中は、ピン芸人の何某2:50さんのとあるDVDソフトにかなりお世話になりました(笑)
さて、いよいよ明日から本格的な漁生活がスタートします。
もう、どんなに揺れていても、真っ暗な船室の中で驚くほど熟睡できるようになりました(笑)
さすがに、ワッチ(夜間の見張り)は必要なのと、他船との位置を確認するための無線交信で、オーナーは起きていましたが、俺は遠慮なく爆睡してました♪
寝ている間に、船は漁場へと移動し、翌朝4:00を迎えます。
2011.1.18 AM4:00 出港5日目 漁1日目
天候は曇り。波は2.5メートルと比較的穏やか。
いよいよセーイカ漁の開始です!
漁業権の保護もあるのでどんな風な仕掛けを使うのか、とか細かいところは説明できないのですが、ご了承ください。。
まぁ、かなりざっくり説明しますと、イカ用の仕掛けをつけた錘を、500m下まで投入して、最後に浮きをつけて浮かせます。これを繰り返して、合計27本投入しました。
仕掛けの部分が20メートル・仕掛けにつけるワイヤー500mとワイヤーと仕掛けは別々で、投入するときに特殊なフックで連結するんですが、このフックがかなり曲者(´-ω-`;)ゞポリポリ
一本あたり2万ぐらいする仕掛けを、第二投目でさくっと紛失(笑)
見事にフック掛け忘れました・・・。もう、笑うしかないです(笑)
仕掛け投入中は、微速で常に前進してるので、500メートルの仕掛けを浮きに掛けるときは、水の負荷と仕掛けの重さで、かなりの腕力を要します(汗)
27本投入する頃には、汗だくで右腕はパンパン&テグス(太めの釣り糸)で指の関節が切れて出血、と初日から散々な状況(笑)
3時間かけて投入した後(この時点でAM8:00)は、浮きが流れてなくならないように、来た道を戻って、一個ずつ釣れていないか確認しに行きます。
経験豊富な海人は浮きの沈み方を見れば、釣れてるかどうかはすぐわかる、と
断言するんですが、こっちはなんせ素人2人(笑)
一本一本持ち上げてみて、重さを確認。
まったく釣れてないのは片手で簡単に持ち上がりますが、セーイカ釣れてると、とんでもない重さになります(゜ロ゜)ギョェ
油断してると指飛んじゃうレベルです(笑)
仕掛けを回ってる途中で、明らかに重たい感触が!
期待して釣り機(ワイヤー巻き取るやつ)に仕掛けをセットして、待つこと10分。
水面に揺らめく大きなイカの影が!!
近くに寄せて確認すると、ムラサキイカという、セリに出しても30円くらいと言うどうしようもないイカちゃんが。。(結局最後までこいつに泣かされることになりますが・・・。)
てめーこのやろう!!とか思いつつも、仕掛けにはイカ針3本ついてるので、手繰り寄せてみると、今度こそ本命のセーイカが!!
オレンジ色の馬鹿でかい胴体を警戒色にしながら、船に近づいてきます!!
オーナーが張り切って、「かぎジャー(フックつきの棒)もってこい!」と叫び、テグスとかぎジャーをうまく使って、一匹目を初ゲット!!
引き上げるコツは、かぎジャーのフックをセーイカの急所へ打ち込み、動きを止めることなんですが、これをマスターするのは時間がかかった。。。
話にはきいてましたが、セーイカでけぇ!!
体長約1メートル・重量12kgとほんとにイカか?と疑いたくなるサイズ(笑)
これをきっかけに、この日は夜中の3時まで操業して、見事20匹ゲット!!
大体18万くらいですΣ(´゚ω゚` ) !!
初の操業にしては悪くない数字です☆
ただいかんせん要領が悪い・・・。
翌日からは、だんだん早くなっていきますが、ちょっとこれは次回へ。
漁の流れは大体わかってもらえたのではないでしょうか?
この日は覚えることに一生懸命で、飯食うのも忘れてました(笑)
自分でもあんまり記憶が明確じゃないです(笑)
漁開始初日、完全ヘタレ状態から、少しは成長したかな?
と言うレベルで今後一人ですべてをまかなうようになりますが、まだまだ先のお話です。
とりあえず今日はこの辺で。
それでは、また。
北大東島の島影に非難して丸々二日がたとうとしてますが、この日は若干揺れが収まったかな?と思って、海を眺めてみると、昨日まで休みなしにきていた大きなうねりが、とても小さくなってます。
これはやっと漁ができるんじゃないか?と思っていると、ニュースでも午後から翌日にかけて、海は穏やかになると言う予報が!!
同行のにーにーからも無線連絡が入り、16:00に漁場へ向けて出港することが決まりました!!
やっとこの暇な時間から開放される!
乗ってきたJ丸の設備点検をしながら、出港まで過ごし、16:00丁度、とうとう漁場へ向けて出港しました!!
待機すること48時間、あまりにも長く不毛に思えたこの時間も、最終的に振り返ると、何気に一番為になった期間でもありました。詳しくはまた後日。
漁場までの移動を開始したのはいいですが、到着には約8時間かかる予定で、朝4:30から操業開始予定。
もう船の上でひたすら時間をつぶすことに体が慣れてきて、体力を消耗しないように、寝るか、DVDを見てるかですが、ここからの期間中は、ピン芸人の何某2:50さんのとあるDVDソフトにかなりお世話になりました(笑)
さて、いよいよ明日から本格的な漁生活がスタートします。
もう、どんなに揺れていても、真っ暗な船室の中で驚くほど熟睡できるようになりました(笑)
さすがに、ワッチ(夜間の見張り)は必要なのと、他船との位置を確認するための無線交信で、オーナーは起きていましたが、俺は遠慮なく爆睡してました♪
寝ている間に、船は漁場へと移動し、翌朝4:00を迎えます。
2011.1.18 AM4:00 出港5日目 漁1日目
天候は曇り。波は2.5メートルと比較的穏やか。
いよいよセーイカ漁の開始です!
漁業権の保護もあるのでどんな風な仕掛けを使うのか、とか細かいところは説明できないのですが、ご了承ください。。
まぁ、かなりざっくり説明しますと、イカ用の仕掛けをつけた錘を、500m下まで投入して、最後に浮きをつけて浮かせます。これを繰り返して、合計27本投入しました。
仕掛けの部分が20メートル・仕掛けにつけるワイヤー500mとワイヤーと仕掛けは別々で、投入するときに特殊なフックで連結するんですが、このフックがかなり曲者(´-ω-`;)ゞポリポリ
一本あたり2万ぐらいする仕掛けを、第二投目でさくっと紛失(笑)
見事にフック掛け忘れました・・・。もう、笑うしかないです(笑)
仕掛け投入中は、微速で常に前進してるので、500メートルの仕掛けを浮きに掛けるときは、水の負荷と仕掛けの重さで、かなりの腕力を要します(汗)
27本投入する頃には、汗だくで右腕はパンパン&テグス(太めの釣り糸)で指の関節が切れて出血、と初日から散々な状況(笑)
3時間かけて投入した後(この時点でAM8:00)は、浮きが流れてなくならないように、来た道を戻って、一個ずつ釣れていないか確認しに行きます。
経験豊富な海人は浮きの沈み方を見れば、釣れてるかどうかはすぐわかる、と
断言するんですが、こっちはなんせ素人2人(笑)
一本一本持ち上げてみて、重さを確認。
まったく釣れてないのは片手で簡単に持ち上がりますが、セーイカ釣れてると、とんでもない重さになります(゜ロ゜)ギョェ
油断してると指飛んじゃうレベルです(笑)
仕掛けを回ってる途中で、明らかに重たい感触が!
期待して釣り機(ワイヤー巻き取るやつ)に仕掛けをセットして、待つこと10分。
水面に揺らめく大きなイカの影が!!
近くに寄せて確認すると、ムラサキイカという、セリに出しても30円くらいと言うどうしようもないイカちゃんが。。(結局最後までこいつに泣かされることになりますが・・・。)
てめーこのやろう!!とか思いつつも、仕掛けにはイカ針3本ついてるので、手繰り寄せてみると、今度こそ本命のセーイカが!!
オレンジ色の馬鹿でかい胴体を警戒色にしながら、船に近づいてきます!!
オーナーが張り切って、「かぎジャー(フックつきの棒)もってこい!」と叫び、テグスとかぎジャーをうまく使って、一匹目を初ゲット!!
引き上げるコツは、かぎジャーのフックをセーイカの急所へ打ち込み、動きを止めることなんですが、これをマスターするのは時間がかかった。。。
話にはきいてましたが、セーイカでけぇ!!
体長約1メートル・重量12kgとほんとにイカか?と疑いたくなるサイズ(笑)
これをきっかけに、この日は夜中の3時まで操業して、見事20匹ゲット!!
大体18万くらいですΣ(´゚ω゚` ) !!
初の操業にしては悪くない数字です☆
ただいかんせん要領が悪い・・・。
翌日からは、だんだん早くなっていきますが、ちょっとこれは次回へ。
漁の流れは大体わかってもらえたのではないでしょうか?
この日は覚えることに一生懸命で、飯食うのも忘れてました(笑)
自分でもあんまり記憶が明確じゃないです(笑)
漁開始初日、完全ヘタレ状態から、少しは成長したかな?
と言うレベルで今後一人ですべてをまかなうようになりますが、まだまだ先のお話です。
とりあえず今日はこの辺で。
それでは、また。