無料恋愛
周りを見ていて、

正直かっけーとおもった。

それがあいつに惚れた理由。

俺の周りの女とは違う。

特別な女。

そう思ったあいつは俺の学校でも有名な

花崎だと、俺は気づいた。

花崎は、俺の学校でも人気だった。

可愛くて、優しくて、親切で

それに天然で。

『和み姫』なんて、男子は呼んでいた。

あいつが怒れば

鬼でも謝り、

あいつが笑えば

みんなが笑う。

そう、言われていた。

高校に入ってもそれは変わらない。

女子は花崎を慕い、

男子は花崎に好意を抱く

あいつはすごい女なんだ。

親父に線路しかはしらねぇ俺なんかよりも

ずっと。
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