無料恋愛
「もうやだ。

 裏庭で寝てくる。」

「いーなぁ。

 私も行きたい!!」

「くる?」

「ダメ、私、真理と違って馬鹿だから。

 これ以上馬鹿になると健に怒られる。」

「そうだね。

 もし、わるくなったら、渉に頼んであげる

 よ。」

私は頭が悪かった。

でも、渉に勉強の仕方を教えてもらったら、

私はどんどん伸びるようになった。

だって、今なんて。

「この、学年トップカップルー!!」

私達ふたりで、学年トップを占めちゃってま

す。

私、もとはいいんじゃん!

自分でびっくり。

渉のおかげだけどね。

「頑張って。

 今日の帰りは、一緒にお散歩デートしよう
 
 ね!」

「うん!」
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