無料恋愛
案外、良い人かも。

謝ったし。

うっとうしがらないし。

「いいよ、お話してあげる。」

「じゃぁ、座れよ。」

ポンポンと自分の隣をたたく。

「横に・・・?」

「話すんだし?」

そうだよね、お話するんだもんね。

「俺、島崎 怜央。1-D」

「うん、知ってるよ。有名だもん。」

「俺も、お前知ってるよ。

 花崎 真理奈。1-A」

「うん、なんで知ってるの?」

「有名だから?」

「なんで、有名なんだろうね?

 んー、華の親友だからかな?」

「三好?おまえってさ、天然なの?

 すげー、頭いいくせに」

「天然じゃないよ!」

「いや、ぜってー天然だな。」

「決めつけないでよ」
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