ヒミツな2人
第7章 最後の試練
文乃side
悠斗を名前で呼び始めてからしばらく経ったある日、私は実家に呼ばれた。
柚希『姉ちゃん!どうしたの?』
いつも帰ってくる時は連絡を入れる。
でも、今日は急に呼ばれたからしていなかった。
文乃『お父さんに呼ばれて。』
そんな話をしていると、
リビングの扉が開いて中から
?『文乃ー、会いたかった!』
そんな事を言いながら私に抱きついてきたのは、
文乃『お兄ちゃんいい加減抱きつくのはやめてよ!』
私の兄・瑞希(ミズキ)。
私より3つ年上ではっきり言ってかなりのシスコン。