ヒミツな2人

そして、無理やり上を向かされた。

悠斗『やっと顔見れた。何で泣きそうな顔してるの?』

文乃『私を嫌いになった?』

本当は怖くて聞きたくない。

でも、聞かないと前に進めなさそうだから勇気を振り絞って聞いた。

言い終わった直後きつく抱きしめられ、キスをされていた。

いつものキスよりも優しくついばむようなキスだった。

悠斗『嫌いな奴にキスなんかするかよ。』

文乃『え?』

どういう意味?

悠斗『嫌いになんてなるかよ。』

文乃『え?』

混乱している私は悠斗の言っている言葉が理解できなかった。

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