ヒミツな2人
悠斗『意外と鈍感だな。』
文乃『そっ、そんな事無いもん!』
そう言って抵抗してみるけど私を抱きしめている悠斗の力が強くて全く歯が立たなかった。
悠斗『俺言わなかったか?文乃以外を好きになるなんてあり得ないって。』
そう言った悠斗の顔は少し赤かった。
とても可愛かったけどこの前みたいにならない様に口には出さなかった。
それから少しして、椅子に腰掛けた悠斗が口を開いた。
悠斗『お見合いの相手が文乃って事は俺の婚約者候補って、文乃なのか?』
文乃『分からない。』
お父さんの話しが本当ならそういう事になるけど。