ヒミツな2人
ソファーの上に座っていた私の視界には床とテーブルが映っていた。
でも、次の瞬間、目の前には悠斗そして、その上には天井が見えた。
悠斗『やっと文乃の顔が見れた。』
嬉しそうな悠斗は無邪気な笑顔を私に向けた。
文乃『重たいから退いてよ。』
悠斗『嫌!』
何だか子供みたいで可愛いな。
文乃『何でよ。』
悠斗『文乃顔を隠すから。泣きは顔も照れた顔もちろん笑顔も文乃の全ては俺の見たいんだよ。これからもずっと。』
恥ずかしくてまた顔が赤く染まる。
手で隠そうとしたけど悠斗に腕を掴まれ出来なかった。