ヒミツな2人
第4章 2人の心
文乃Side
嫌がらせは今でも続いている。
陰口言われたり、怪文書が送られてきたりしている。
まあ、平気なんだけど!
だから、警戒してなかった。今までと違う事に!
・・ある日
仕事が終わって、帰ろうとしていた私の前に、派手なメイクの女の人が現れた。
?『貴方、下田 文乃さんよね。ちょっと来てくださる?』
文乃『貴方は?』
?『後で教えてあげるから、黙って付いてらっしゃい。』
文乃『は、はぁ。』
凄く香水の臭い。
私は、渋々この女の人に付いて行くことにした。
とても威圧的な人だ。