ヒミツな2人

文乃『痛いです!離して下さい。』

悠斗『関係ない?』

文乃『えっ?』

悠斗『そう言ったよな!』

何かおかしい。

どうしたんだろう。

なにより、早く腕を離して欲しい。

文乃『言いましたが何か?』

そう言うといきなり引き寄せられ、唇に主任の唇を押し付けられた。

それがキスだと気づくのに時間はかからなかった。

何でこんなことになってるの?
何でキスなんかするの?
何で?何で?何で?

息が苦しくなって、唇を開くと待っていたように主任の舌がは入り込んできた。

それでやっと正気に戻った私は主任を突き飛ばし、自分のバックを掴むとその場を後にした。

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