ヒミツな2人
会社を出てもしばらく走っていた。
仕事のことも忘れてただ走り続けた。
何であんなことしたの?
疑問を抱えたまま私は泣いていた。
何でこんなに苦しくなるの?
分からない。
家に帰った私は、夏香に電話をかけた。
夏香『もしもし、どうしたの?』
文乃『ふぇー、夏香ぁー。』
夏香『文乃、泣いてるの!?』
驚いたいる夏香に、司馬主任の事を全部話した。
夏香『残業してる時にそんな事があったの。』
文乃『どうしたらいいか分かんないよ。』
夏香『それで、何があったの?真面目な文乃が集中出来なくて残業なんておかしいわよ。』