ヒミツな2人
悠斗『お・・がし・・・っから』
でも、その声はとても小さくて聞き取れなかった。
そして小声で何かを呟いた主任の、顔は物凄く真っ赤だった。
文乃『すみません。よく聞こえないのでもう一度おねがいします!』
うっ!と、唸った司馬主任はもう1度覚悟を決めた様に口を開いた。
悠斗『お前が心配だったから探してたんだよ!』
その言葉に私の顔も主任同様に真っ赤になったのは言うまでもない。
驚きすぎて声が出なかった。
悠斗『宝城は俺の事狙ってるしあまり良くない噂聞いたことあってさ。』
文乃『噂?』
司馬主任の口から出た宝城さんの噂の衝撃に私はただ驚くしかなかった!