ヒミツな2人

文乃『嫌です。』

だよな。

なんとも思ってない上司にいきなり告白されて付き合う訳がない。

悠斗『そうだよな、ごめん。仕事では』

文乃『諦めるなんて嫌です。』

悠斗『はっ?』

何言ってるんだ?

意味がわからなくて間抜けな返事になってしまった。

文乃『私が好きなのは、司馬主任です。だから、諦めるなんて嫌です!』

その言葉を聞いた途端にいても立ってもいられなくて、下田を抱きしめていた。

悠斗『好きだ。』

そう言って下田を見ると真っ赤な顔をしていた。
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