ヒミツな2人
第6章 嵐の前の静けさ
文乃side
私と司馬主任が付き合い始めてしばらく立ったある日の事。
今は、お昼の休憩時間!
後ろには壁。
前には司馬主任の女の人でも羨ましくなるほどの綺麗な顔。
その美貌を少し私に分けて欲しいくらい。(この無自覚はいつになったら治るのか。悠斗が不憫に思えてくるby作者)
少女マンガに出て来るような壁ドン!
そして、そのまま主任の顔が耳元に近づいて私に甘える様に囁く。
悠斗『なぁ、俺の事名前で呼んでよ。』
何で、こんな事になってるの?
それは、ほんの数時間前に遡る。