ヒミツな2人
それがたまらなく嬉しくて、今までよりももっともっと好きになる。
だから、そんな心配いらない。
こんなに愛おしい気持ちになるのは主任だけだから。
文乃『そんな心配するだけ無駄ですよ。司馬主任より素敵な人なんて居ないんですから。』
私の言葉を聞いても黙っている司馬主任が不思議に思い顔を上げようとすると
悠斗『今、顔上げるなよ。不意討ちとか卑怯だろ。』
その言葉と共に視界が急に真っ暗になった。
最後方は小さくて聞こえなかったけど。
文乃『しゅ、主任?』
私が、抱きしめられた事に気づいて抵抗してみたけど主任の力に敵わなくて結局大人しく抱きしめられる事にした。