ヒミツな2人

悠斗『俺には勝てないんだから抵抗したって無駄なのに。』

含み笑いで言った司馬主任はいつものツンデレな主任に戻っていた。

文乃『何でそんなに意地悪なんですか!』

悔しくて言った言葉に司馬主任は平然と言った。

悠斗『文乃の事が好きだからだろうな。』

その答えに私の顔が真っ赤に染まったのを見て楽しそうに主任は言った。

悠斗『このくらいで、真っ赤になるなんて文乃は可愛いな!』

文乃『もう直ぐ社長がいらっしゃるので行きますよ。』

主任の言葉攻めに耐え切れなくてそう言ったけど、本当に時間なのだ。

どれだけこの部屋に居たのかしら?
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