泣きたい夜には…～Hitomi～
帰国
研修先のフィラデルフィア医科大学付属小児科病院、
その名のとおり小児科専門病院だが、その中にはあらゆる診療科が総合病院並みに細かに組織化されている。
言ってしまえば、大学病院の小児科が独立した病院になったということ。
さすがアメリカやることが大きい。
大きいのはそれだけではない。
1000人を超える医師の数。
看護師やその他の従業員もトータルしたら１万人は下らない。
日本の小児科事情と比べると羨ましい限りだ。
そう考えると医師不足が叫ばれている日本の小児科医療は少ない人員で奮闘していることは大いに評価されてもいいのではないかと思った。
湘南医大とは桁外れに違う規模とレベルの高さに始めは見るもの聞くもの全てに驚きの連続だった。
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