【完】キミと生きた証
「いっぱい考えたんだけどね、あたしのこと知ってもらいたくて。話そうと思うの。」
瞬は黙ってうなずいた。
あたしがしゃべらなかったら、この沈黙はずっと続くんだと思う。
瞬はあたしの言葉を待っててくれてる。
「・・・・あたしの心臓病、結構重いの。」
産まれたときから運動が一切できないこと、
障害者手帳は一番程度の重い1級なこと、
しょっちゅう学校は休むし、入院もよくしていたこと。
全部聞いて、瞬は黙って頷いてくれた。
「だからね。あたしと付き合ったら、すっごく大変だと思うの。迷惑ばっかりかけると思う。」
瞬は黙ってうなずいた。
あたしがしゃべらなかったら、この沈黙はずっと続くんだと思う。
瞬はあたしの言葉を待っててくれてる。
「・・・・あたしの心臓病、結構重いの。」
産まれたときから運動が一切できないこと、
障害者手帳は一番程度の重い1級なこと、
しょっちゅう学校は休むし、入院もよくしていたこと。
全部聞いて、瞬は黙って頷いてくれた。
「だからね。あたしと付き合ったら、すっごく大変だと思うの。迷惑ばっかりかけると思う。」