【完】キミと生きた証
「じゃ、また。」
瞬が帰ろうとしたとき、お母さんが呼び止めた。
「瞬君、よかったらうちでご飯食べてかない?帰りも送ってくから。」
なに、その素敵な提案・・・・?
「いや、でも・・・いいんすか?」
「もし時間があれば!あ、でも瞬君の家もうご飯準備しちゃったかしらね。」
「いや、俺んちは夕飯遅いんで・・・」
そんなやりとりの後、瞬が車に乗り込んだ。
嬉しい・・・!
瞬がうちに来てくれるなんて。