【完】キミと生きた証
瞬はあたしの家から心臓についての本を一冊借りて、お母さんの車で帰った。
たどり着いた瞬の家は、かなり大きくて、さすが、の一言だった。
「お母さん、瞬ってすごく頭よかった。」
「何?勉強でもしてたの?」
「ううん、単語帳ぺらぺらめくってるなぁって思ったら、全部覚えちゃった。」
「それはすごいわね・・・さすが教授と歯医者さんの息子!」
「あたしなんかあの単語帳何十回もやってるのになぁ・・・。」
「ちーちゃんも成績いいじゃない。」
「大学・・・行けるかなぁ?」
「行けるよ。学資保険がついてるよ!」
「そうじゃなくて・・もう。あはっ」
今日くらい暗い話はやめておこう。
せっかく瞬と楽しい一日をすごせたんだから。
たどり着いた瞬の家は、かなり大きくて、さすが、の一言だった。
「お母さん、瞬ってすごく頭よかった。」
「何?勉強でもしてたの?」
「ううん、単語帳ぺらぺらめくってるなぁって思ったら、全部覚えちゃった。」
「それはすごいわね・・・さすが教授と歯医者さんの息子!」
「あたしなんかあの単語帳何十回もやってるのになぁ・・・。」
「ちーちゃんも成績いいじゃない。」
「大学・・・行けるかなぁ?」
「行けるよ。学資保険がついてるよ!」
「そうじゃなくて・・もう。あはっ」
今日くらい暗い話はやめておこう。
せっかく瞬と楽しい一日をすごせたんだから。