【完】キミと生きた証
***
桜が咲き始めた。
まだ満開ではないけれど、青い空に桜のうすピンクが可愛い。
春のあったかい風が心地よくって・・・きっと授業中は眠くなっちゃうんだろうな。
始業式の朝、学校の敷地内を歩いてると、3階の教室から大きく手を振ってる仁奈ちゃんが居た。
「ちーちゃん!同じクラスだよー!!」
「ほんとう!?」
「うん!ふたりとも2-B!!うあっ。」
半分開けた窓からカーテンがはためいて、仁奈ちゃんが見えなくなった。
カーテンを両手で押さえると、ちょっと髪が伸びて、ボブくらいの長さになった仁奈ちゃんが顔をだす。
「待ってるねー!!」
桜が咲き始めた。
まだ満開ではないけれど、青い空に桜のうすピンクが可愛い。
春のあったかい風が心地よくって・・・きっと授業中は眠くなっちゃうんだろうな。
始業式の朝、学校の敷地内を歩いてると、3階の教室から大きく手を振ってる仁奈ちゃんが居た。
「ちーちゃん!同じクラスだよー!!」
「ほんとう!?」
「うん!ふたりとも2-B!!うあっ。」
半分開けた窓からカーテンがはためいて、仁奈ちゃんが見えなくなった。
カーテンを両手で押さえると、ちょっと髪が伸びて、ボブくらいの長さになった仁奈ちゃんが顔をだす。
「待ってるねー!!」