【完】キミと生きた証
帰り支度をして、エレベーターで降りた。



今日は瞬の特進科もテストだっていってたから、保健室に行って待ってたらいいのかな。



特進科ってやっぱり真面目な子が多いのかな。




瞬と話が合う人がいればいいんだけど・・・。




がらっと保健室の扉をあけると、そこには黒い髪の子がもう座っていて。




それをみつけると、一気に胸が高鳴る。




瞬が音に気付いてこっちに振り返った。





「おつかれ」



って、低くてやさしい声。






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