【完】キミと生きた証
その時、ベッドのカーテンがシャッとあいて、真由ちゃん先生が顔をだして叫んだ。



「なによー!二人!春休みに何かあったのね!?瞬くんが流暢にしゃべってるじゃなーい!!」



「わぁっ、真由ちゃん先生!いたんですか・・!」



「何があったのー!詳しくきかせてよー♡」



「なに・・・か・・」



途端に頭に浮かぶのは、キスとかハグとか・・・しちゃったこと。




・・思い出すだけでほっぺが熱い。




「・・・真由、うぜえぞ。」




「だから"先生"はどこに落としてきた!」




「あはっ・・」




「・・ははっ」




顔を赤らめて笑ってるのが、あたしだけじゃなくてよかった。







< 211 / 478 >

この作品をシェア

pagetop