【完】キミと生きた証
「ちとせ!」
瞬の声に顔をあげた。
同じ電車だったんだ。
瞬のところに行こうと立ち上がったとき。
ぐらんと目の前が揺れた。
「・・・あっ」
バランスを崩して、両膝で着地。
上半身は瞬が抱きとめてくれた。
「大丈夫か?ちとせ?」
「めまい・・。」
目をぎゅっと閉じてもぐらぐらとする。
脈が乱れて、息が上がる。
「・・・はぁっ。しゅ、ん。」
「大丈夫だから。落ち着いて。」
瞬は確かにあたしを支えてるはずなのに。
あたしはぐらぐらしてたまらない・・・。
「・・・お前ちょっと駅員呼んでこい!」
命令された天使くんが駅員さんを呼んでくれて。
その後、迎えに来てくれたお母さんに病院に連れて行かれた。
瞬の声に顔をあげた。
同じ電車だったんだ。
瞬のところに行こうと立ち上がったとき。
ぐらんと目の前が揺れた。
「・・・あっ」
バランスを崩して、両膝で着地。
上半身は瞬が抱きとめてくれた。
「大丈夫か?ちとせ?」
「めまい・・。」
目をぎゅっと閉じてもぐらぐらとする。
脈が乱れて、息が上がる。
「・・・はぁっ。しゅ、ん。」
「大丈夫だから。落ち着いて。」
瞬は確かにあたしを支えてるはずなのに。
あたしはぐらぐらしてたまらない・・・。
「・・・お前ちょっと駅員呼んでこい!」
命令された天使くんが駅員さんを呼んでくれて。
その後、迎えに来てくれたお母さんに病院に連れて行かれた。