【完】キミと生きた証
「制服でもソレつけてんだな。」
「ネックレス?つけてるよ。お気に入りだもん。」
「そ。」
あ、瞬、嬉しそう。
へへっ。
「そういえば、瞬って誕生日いつなの?」
「11月の終わり。」
「へぇ…そしたら、去年初めてしゃべった日あたり?」
「あの日。ちとせと出会った日が誕生日だった。」
「なんで言ってくれなかったのー?」
「なんで初めて会ったのに誕生日の話になんだよ。」
そりゃそうか。
だいたいあたしたち、1時間半以上一緒にいたのに、名前と学校名と学年しか話さなかったもんね。
・・・でもね、本当の初めましてはこの日じゃないんだよ。
「ね、瞬。11月の半ばの初雪の日にもね、あたし瞬のこと見たんだよ。」
「まじで?」
「うん。人違いじゃないよ。きらきらの金髪、すっごく綺麗だった。」
「・・・へぇ。なんか・・嬉しいわ。」
瞬が照れてる。
口元ほころんでる!
「可愛い・・!」
「あ?」
あ?って言って睨む癖!
戻っちゃった。
「なんでもない」
「そうかよ。」
そしたら瞬がふっと笑う。
最近瞬の表情が忙しいんだ・・・。
嬉しいなぁ・・・。
「ネックレス?つけてるよ。お気に入りだもん。」
「そ。」
あ、瞬、嬉しそう。
へへっ。
「そういえば、瞬って誕生日いつなの?」
「11月の終わり。」
「へぇ…そしたら、去年初めてしゃべった日あたり?」
「あの日。ちとせと出会った日が誕生日だった。」
「なんで言ってくれなかったのー?」
「なんで初めて会ったのに誕生日の話になんだよ。」
そりゃそうか。
だいたいあたしたち、1時間半以上一緒にいたのに、名前と学校名と学年しか話さなかったもんね。
・・・でもね、本当の初めましてはこの日じゃないんだよ。
「ね、瞬。11月の半ばの初雪の日にもね、あたし瞬のこと見たんだよ。」
「まじで?」
「うん。人違いじゃないよ。きらきらの金髪、すっごく綺麗だった。」
「・・・へぇ。なんか・・嬉しいわ。」
瞬が照れてる。
口元ほころんでる!
「可愛い・・!」
「あ?」
あ?って言って睨む癖!
戻っちゃった。
「なんでもない」
「そうかよ。」
そしたら瞬がふっと笑う。
最近瞬の表情が忙しいんだ・・・。
嬉しいなぁ・・・。