【完】キミと生きた証

目を閉じて(Side瞬)



Side瞬


***


「あ、瞬!遅かったね!」


駅の待合室にいったら、ちとせが左の隅で俺を待ってた。



「あれ?なんで?退院したのか?」


「うん!瞬にはだまってようと思って!へへっ」



俺は嬉しくて、左隅に座ってるちとせを思いっきり抱きしめた。



「・・・あはっ・・・恥ずかしいよ。」



真っ赤な顔で俯いた。


よかった・・・元気だ。


もう絶対、絶対に離さねぇ・・・。




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