【完】キミと生きた証
「お?瞬くん、恋する乙女モードですかー?」
「悩める子羊さんですかー?」
「・・・あーうっせぇ!!やんのか?!」
がたんと立ち上がると、チョークが吹っ飛んできた。
さっとよけると教師が怒鳴る。
「こら!!武石!口げんかは座ってやれ!」
俺は椅子に座って、机を蹴っ飛ばした。
別にいらついて蹴っ飛ばしたわけじゃねえ。
なんか、蹴りたくなったんだよ。
なんなんだ、この気持ちは。
「これを機にぜひ女好きになってくれ!」
「そして寄ってきた女を俺らの方へ流してくれ!」
「たーけいしっ!たーけいしっ!」
いつの間にか、わけのわからない武石コールに教師まで便乗している。
終わりだ・・・世も末だ。
『やけど、しちゃうから・・・。』
大やけどだ。バーカ。
「悩める子羊さんですかー?」
「・・・あーうっせぇ!!やんのか?!」
がたんと立ち上がると、チョークが吹っ飛んできた。
さっとよけると教師が怒鳴る。
「こら!!武石!口げんかは座ってやれ!」
俺は椅子に座って、机を蹴っ飛ばした。
別にいらついて蹴っ飛ばしたわけじゃねえ。
なんか、蹴りたくなったんだよ。
なんなんだ、この気持ちは。
「これを機にぜひ女好きになってくれ!」
「そして寄ってきた女を俺らの方へ流してくれ!」
「たーけいしっ!たーけいしっ!」
いつの間にか、わけのわからない武石コールに教師まで便乗している。
終わりだ・・・世も末だ。
『やけど、しちゃうから・・・。』
大やけどだ。バーカ。