【完】キミと生きた証
「でもさぁ聞いてよ!瞬くんのハーレーっていうの?いかついバイクに乗せてもらったんだけどね!運転、超危ないから!」
「・・・え?そうなの?」
あたしが瞬の方を向くと瞬が手袋を外しながら、ソレを否定する。
「ちげえよ。こいつがびびりなだけ。つーか、今日は仁奈子が乗ってるから安全運転だっただろ。」
「どこがよ!絶対ちーちゃんだけは乗せないでよね!!」
「当たり前だろ。お前、宝をバイクの後ろのっけて走るか?」
「・・宝じゃなくて悪かったですね。」
二人のやり取り見つめてたら、おかしくって笑っちゃった。
「・・あはっ。いつの間にか仲良くなってる・・。でも瞬気を付けてね。事故になったら危ないよ」
「まじで大丈夫。こいつが慣れてないだけだから。」
「ちーちゃん、電話の時より息きれてないね?」
「・・・ふふっ。あのね、最近調子がいいんだ。」
「発作も起きてねえもんな。」
「そっかぁ・・・。早く退院できるといいね!!」
仁奈ちゃんが持ってきてくれたお花は、瞬が慣れた手つきで生けてくれた。
それを見てた仁奈ちゃんは
「瞬くん、もう元ヤンとは思えない・・・いや、あの運転はヤンキーの名残か。」
ってぼそぼそ呟いてた。
「・・・え?そうなの?」
あたしが瞬の方を向くと瞬が手袋を外しながら、ソレを否定する。
「ちげえよ。こいつがびびりなだけ。つーか、今日は仁奈子が乗ってるから安全運転だっただろ。」
「どこがよ!絶対ちーちゃんだけは乗せないでよね!!」
「当たり前だろ。お前、宝をバイクの後ろのっけて走るか?」
「・・宝じゃなくて悪かったですね。」
二人のやり取り見つめてたら、おかしくって笑っちゃった。
「・・あはっ。いつの間にか仲良くなってる・・。でも瞬気を付けてね。事故になったら危ないよ」
「まじで大丈夫。こいつが慣れてないだけだから。」
「ちーちゃん、電話の時より息きれてないね?」
「・・・ふふっ。あのね、最近調子がいいんだ。」
「発作も起きてねえもんな。」
「そっかぁ・・・。早く退院できるといいね!!」
仁奈ちゃんが持ってきてくれたお花は、瞬が慣れた手つきで生けてくれた。
それを見てた仁奈ちゃんは
「瞬くん、もう元ヤンとは思えない・・・いや、あの運転はヤンキーの名残か。」
ってぼそぼそ呟いてた。