【完】キミと生きた証
簡単にやっちゃいてえとか言うけどな。
今のちとせにそんなことしたら、命の危機だ。
いつか治ったら。
その時までお預けなだけ・・。
「そうだ。球技大会でるだろ?」
「あぁ。」
「よかった。瞬が相手とか、くっそ楽しみ。トーナメントだから俺らと当たるまでぜってー勝ち残れよ。」
「お前らこそ負けんなよ。」
「特進科って強いやついんのか?」
「さぁ。」
「・・・てか瞬、特進科に友達いるよな?」
「別に普通にしゃべるけど、これといって関わってねえな。」
「もともと一匹狼だったもんな・・。仕方ねえか。」
そうだ。
俺前のクラスでも一人でいたんだっけ。
一馬を殴って停学くらってから、一馬含めあいつらが寄ってきたんだ。
「友達くらい作れよ。」
「一人に慣れたから無理だな。楽だし。」
「だから特進科なんかいかなきゃよかったのに。」
「それはまだ一回も思ってねえな。」
「瞬変だよなー。なんで医学部なんだよ。」
「・・・向いてるから。」
「どこがだよ、ヤンキーのくせに。」
チャイムが鳴って、教室に帰ろうとしたら「真面目―」って一馬のブーイング。
「瞬もさぼろうぜー?」
「次、化学だから。無理。」
「呆れるほど真面目くんじゃねえか。」
一馬は空き教室で寝るらしいからほっといて。
俺はまた授業に戻った。
ちとせが頑張ってて、俺が頑張らないわけにいかねえだろ。
今のちとせにそんなことしたら、命の危機だ。
いつか治ったら。
その時までお預けなだけ・・。
「そうだ。球技大会でるだろ?」
「あぁ。」
「よかった。瞬が相手とか、くっそ楽しみ。トーナメントだから俺らと当たるまでぜってー勝ち残れよ。」
「お前らこそ負けんなよ。」
「特進科って強いやついんのか?」
「さぁ。」
「・・・てか瞬、特進科に友達いるよな?」
「別に普通にしゃべるけど、これといって関わってねえな。」
「もともと一匹狼だったもんな・・。仕方ねえか。」
そうだ。
俺前のクラスでも一人でいたんだっけ。
一馬を殴って停学くらってから、一馬含めあいつらが寄ってきたんだ。
「友達くらい作れよ。」
「一人に慣れたから無理だな。楽だし。」
「だから特進科なんかいかなきゃよかったのに。」
「それはまだ一回も思ってねえな。」
「瞬変だよなー。なんで医学部なんだよ。」
「・・・向いてるから。」
「どこがだよ、ヤンキーのくせに。」
チャイムが鳴って、教室に帰ろうとしたら「真面目―」って一馬のブーイング。
「瞬もさぼろうぜー?」
「次、化学だから。無理。」
「呆れるほど真面目くんじゃねえか。」
一馬は空き教室で寝るらしいからほっといて。
俺はまた授業に戻った。
ちとせが頑張ってて、俺が頑張らないわけにいかねえだろ。