【完】キミと生きた証
早くお礼を言いたいけど、在宅酸素でようやく楽にしてられるくらい、常に酸欠状態なあたし。
酸素のチューブをつけて、横になってテレビみてる。
鏡を見れば顔色がすこぶる悪い。
爪も…紫だもんなぁ。
サーモンピンクのマニキュアを塗ってごまかした。
「ちーちゃん、今日は外出れそう?」
お母さんはそう言いながら、あたしのいるリビングへひょいと顔をだした。
「うん、大丈夫だと思う。酸素あれば。」
「そ。じゃあ調子いいうちに病院行こうか。」
「えー・・・。」
病院に行って、前にとった心電図の結果を聞いて、薬を貰った。
不整脈も動悸も今までと変化なし。
それなりに悪いまんま。
薬の袋は今日もぱんぱんだ。
やだな、この薬。
ぶつけるとすぐ青あざになるんだもん。
酸素のチューブをつけて、横になってテレビみてる。
鏡を見れば顔色がすこぶる悪い。
爪も…紫だもんなぁ。
サーモンピンクのマニキュアを塗ってごまかした。
「ちーちゃん、今日は外出れそう?」
お母さんはそう言いながら、あたしのいるリビングへひょいと顔をだした。
「うん、大丈夫だと思う。酸素あれば。」
「そ。じゃあ調子いいうちに病院行こうか。」
「えー・・・。」
病院に行って、前にとった心電図の結果を聞いて、薬を貰った。
不整脈も動悸も今までと変化なし。
それなりに悪いまんま。
薬の袋は今日もぱんぱんだ。
やだな、この薬。
ぶつけるとすぐ青あざになるんだもん。