【完】キミと生きた証
「仁奈ちゃんが計画・・してくれたの?」


首をかしげて問うと、仁奈ちゃんは首を横に振った。


「違うよ。ぜーんぶ、あの口下手彼氏が計画したんだよ。」


「な・・俺の話は・・いいから。つーか飲みもんかってくる。タカハシ、手伝って。」


「瞬くんほんとオラオラだよな。まぁいーけど!行くか!」



照れくさそうに出て行った瞬をおいかけて、タカハシ君も部屋をあとにした。



「ていうかねー、瞬くんがこの計画伝えに南高に来たんだけど、超怖かったんだよー!」



ミキちゃんが楽しそうに話を始めた。





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