【完】キミと生きた証
夜、目が覚めるとお母さんが居て、枕元に瞬からの手紙が置いてあった。
===
弱気禁止。
マスクも禁止。
また明日。
オダイジニ。
===
力の入らない手で、手紙をテーブルの上に置こうとしたら、
テーブルにハンカチで作ったヒヨコが二匹いた。
「・・あはっ。」
思わず吹き出すと、お母さんが起きた。
「あ・・ちーちゃん、起きてたの?」
「いいよ、寝てて・・。あたしも、寝るから。」
もう一度、横になった。
あ・・・あれ?
息が苦しい。
ヒューヒューと気管を息が通り抜ける音がする。
「・・ぅっ。」
苦しい・・・!
「ちーちゃん!?ゆっくり、落ち着いて。」
お母さんはナースコールを連打してる。
息が、入らない・・!!
まだ、嫌だ。
死にたくない・・・!
意識を手放すのに、時間はかからなかった。
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弱気禁止。
マスクも禁止。
また明日。
オダイジニ。
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力の入らない手で、手紙をテーブルの上に置こうとしたら、
テーブルにハンカチで作ったヒヨコが二匹いた。
「・・あはっ。」
思わず吹き出すと、お母さんが起きた。
「あ・・ちーちゃん、起きてたの?」
「いいよ、寝てて・・。あたしも、寝るから。」
もう一度、横になった。
あ・・・あれ?
息が苦しい。
ヒューヒューと気管を息が通り抜ける音がする。
「・・ぅっ。」
苦しい・・・!
「ちーちゃん!?ゆっくり、落ち着いて。」
お母さんはナースコールを連打してる。
息が、入らない・・!!
まだ、嫌だ。
死にたくない・・・!
意識を手放すのに、時間はかからなかった。