【完】キミと生きた証
・・・他校生か。


ってことは、俺も他校に行ってもいいわけだ。




「ちょい行ってくるわ。」


「どこに?今から二次会行くだろ?」


「すぐ戻る」



女子をかき分けて教室のドアの方へ向った。




「「「キャー!」」」



「すげえな・・瞬、卒業おめでとうって言われた回数より、告られた回数のほうが多いだろ・・。」


「勿体ねえよな。頭いいくせにすげえ馬鹿だよな。」


「わかる、くそ馬鹿。人生大損。」



一馬たちに「うっせえ」って叫んでから、俺は南高に向かった。




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