【完】キミと生きた証
「今度俺と遊ぼうよ!」
「つかこの後カラオケでも行く?」
「瞬はセコイから来んなよ!ぎゃははっ」
その時だった。
「おめえら俺の恋応援すんじゃなかったんかよ!!」
武石君の声が待合室に響いた。
全員がぽかーんと口を開いてる。
「・・・じゃ、ねぇ。間違った。ちがうから!!!」
武石君は顔を真っ赤にしてあたしに叫んだ。
「え、あ、うん。」
あたしはわけがわからず、ゆっくり頷いた。