【完】キミと生きた証

「ほんとに・・瞬だ。夢じゃない・・・。」



涙をこぼすちとせは自分の頬をつねって見せた。



「やめろ。赤くなってんぞ。」




ちとせの白くて柔らかな頬を撫でる。



昔のことが一気によみがえるようだった。




「・・・へへっ。懐かしい・・・っ。」



ちとせは頬を赤くしてはにかんだ。





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