【完】キミと生きた証
「瞬くんとはメールしてるの?」
「うん。入院してることは言ってないんだけどね。」
「いいの?」
「もしお見舞いに来るってなったら、こんな姿見せたくないもん・・・。」
「そっか。」
仁菜ちゃんは丸い椅子に座って、あたしの頭をポンポンと撫でた。
「あれから仁菜ね、考えたよ。」
「うん。」
「瞬くんにも、選んでもらったらどうかな。いろんなこと話してさ。それで受け止められないなら、そんな男こっちが願い下げっていうか。」
「言うって・・・全部?」
「うん・・。やっぱ、無理かなぁ?」
「うーん・・。」
「隠して付き合わないっていう選択はよしてよ・・。そんなのふたりとも報われないんだから。」
・・・全部を言ってみる、なんて。
「まだ出逢って2か月たたないのに・・?」
「うん。入院してることは言ってないんだけどね。」
「いいの?」
「もしお見舞いに来るってなったら、こんな姿見せたくないもん・・・。」
「そっか。」
仁菜ちゃんは丸い椅子に座って、あたしの頭をポンポンと撫でた。
「あれから仁菜ね、考えたよ。」
「うん。」
「瞬くんにも、選んでもらったらどうかな。いろんなこと話してさ。それで受け止められないなら、そんな男こっちが願い下げっていうか。」
「言うって・・・全部?」
「うん・・。やっぱ、無理かなぁ?」
「うーん・・。」
「隠して付き合わないっていう選択はよしてよ・・。そんなのふたりとも報われないんだから。」
・・・全部を言ってみる、なんて。
「まだ出逢って2か月たたないのに・・?」