神様、はじめました。(仮)
「翔陽!お前な!まじで俺を怒らせるんじゃね一よな!」
翔陽の首に腕を回しあげをする蒼空。
「ギブ!ギブ!怒らせたの俺だけじゃないじゃん!何で俺だけやられてるんだよ!」
「お前が1番むかつくんだよ!」
「何でだし!1番むかつくの風太のやつじゃん!」
「風太もむかつくけど、お前が1番むかつくんだよ!黙って俺にやられろ!」
「嫌だああ一!」
「み、皆!そろそろ先生来ちゃう来ちゃう!」
「つ一か先生来たし。」
ちゃっかり席についてる渚と風太。
僕と、蒼空と、翔陽は先生が来ているにも気付かなかった。
ふと後ろを向いた時、口を揃えるように僕達三人は、「あ。」と短い声を出した。
足から徐々に目線を上にあげてくと眉間にシワをよせ、怒りを顕にした先生を目の辺りにした。
「お前らな、教室で騒がしく遊んでるんじゃない!ホ一ムル一ムが始まる前には席に座りなさいっていつも言っとるだろ!」
耳元で、馬鹿でかい先生の怒鳴り声が響く。
「お前ら三人共廊下にたっとれ!」
こ一して
僕と蒼空と翔陽は廊下へ追い出された。
「はあ…何で僕まで。」
席についていなかったとはいえ、僕まで廊下に出される何て。
「渚も風太もちゃっかりしてるよな~。つ一か来る前に言えし!」
不機嫌な蒼空。
そこに、翔陽はそんな事を言う蒼空に、
「渚何か先生来てるのに来ちゃう来ちゃうって慌ててさ~いや、来てるしみたいな風太と渚のないすボケツッコミだったわ!」
廊下に出されたとゆうのにお気楽すぎる翔陽。
そのまま僕等は、1限目が終わるまで廊下に立たされた。
その後は、廊下で先生に説教され。
2限目、3限目、4限目と授業を出た。
4限目が終わり、お昼時間になると僕ら5人は揃って1階食堂に足を運んだ。
それぞれ定食を頼み、それを持って空いてるテ一ブルでご飯を食べる。
「ああ一!腹へったあ!」
「翔陽、それ1人分かよ?」
「腹が減ったら戦は出来ないってゆう言葉しらね一のかよ蒼空。」
ご飯を食べるやいなか、早速蒼空と翔陽の会話からはじまる。
翔陽の目の前には、1人分の量とは思えない程の料理が置かれていた。
「ここは戦じゃね一し学校だわ。」
「一緒だよ!生徒の戦相手は勉強何だよ、授業と言う壁だ!壁!」
「意味わっかんね一。翔陽何か無視して飯食おう。」
「何だよそれ!」
「ばっか!お前食いながら話すな!きたね一じゃんかよあほ!」
「気にしたら負けなんだよ!」
「気にしない方が負けなんだよ!」
もはや翔陽と蒼空の会話を聞きながらご飯を食べる僕と、渚と、風太は同じ事を思った。
『小学生レベルの会話。』と、
「蒼空、翔陽、静かに食べろ。お前らだけうるさいぞ。」
風太が、蒼空と、翔陽の会話に入り注意をする。
「ご飯は、楽しく食べるもんだぞ風太!詰まらない事言ってんな。」
翔陽は、びしっとお箸を風太に向けた。
「翔陽…」
「ンだよ?」
「お箸を俺に向けて話すな。」
「あ、悪いつい、な。」
「ついで、人に箸を向けるな。」
「は一い。」
「ゆ、ゆ一ちゃん?」
「何?渚…」
翔陽と、風太が会話をしている時。
僕の隣でご飯を食べる渚が、話しかけてきた。
「今日のニュース見た?」
「ニュースって殺人事件のやつ?悪い人達ばかりが立て続けに殺されてるやつ。」
「…うん。」
渚と僕の会話に反応するかのように翔陽と蒼空と風太が入ってきた。
最初に入ってきたのは風太。
「そのニュースなら俺も見たよ。最近あのニュースでもちきりだから知らない奴少ないだろ。」
それから、蒼空と翔陽が続けて会話に入る。
「俺もみたみた!何故か殺されてるのは殺人や窃盗やそ一ゆう悪い事をしてるとか昔していたって人達ばかりなんだろ?」
「罪を犯した奴は、殺されて当然な連中だって考えてる奴等が居るんだろきっと。」
「で、でででも…悪い人を殺してるその人だって悪い事をしてるんだよ。人殺しなのは変わらない訳だし…。」
最近…
この渋谷区周辺で、妙な殺人事件が立て続けにおこっているらしい。
そのニュースばかりが放送されていて。
しらないやつはきっと少ないと思う。
殺されるのは決まって悪い事をしていた経歴のもち主だったり、しているものだったり。
何故、そうゆう人達ばかりが殺されるのか。
未だに不明らしいけど…。
しかも、渋谷区周辺のみでも犯行。