宮川修内太の異常な日常~魔女の瞳番外編~
単発も駄目、散弾も駄目。

だったら。

「これならどうだ」

次にイメージしたのはマシンガン。

弾丸装填、できるだけ素早くイメージを固め、引き金を引く!!

数十発の矢の射線が、メグへと襲い掛かる!!

「この程度」

メグは連続バック転しながら射線を回避。

障壁を破るどころか、当てる事すらままならない。

「はぁっ…はぁっ…」

早くも俺は息が上がってきた。

魔力切れが近い。

…メグが立ち止まってフフンと笑う。

「もう降参かしら?肩で息してるじゃない」

「まだまだ!」

俺はまた別のイメージに切り替える。

今度のイメージはロケットランチャー。

質より量、ではなく、一発の威力重視に変更したのだ。

「ふぅん…一撃必殺って訳ね。でも」

メグはまたも地下室を縦横無尽に駆け巡りながら撹乱する。

「どんな大砲も当てなきゃ意味ないわよ?」

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