宮川修内太の異常な日常~魔女の瞳番外編~
話し込んでいるうちに時間は午後十一時。
「どうする?修内太」
ティーカップを引きながらメグが立ち上がった。
「この際だから今日はうちに泊まっていかない?晩御飯はご馳走してあげるわよ?薬草入ってないのを」
「え?」
メグの家に…お泊まり…?
思わず動揺が顔に出たのだろうか。
「勿論、魔術講座の一環としてね」
メグが意味ありげにフフンと笑って見せた。
べ、別に変な想像してた訳じゃないぞ!!
…とはいえ、薬草の入っていないメグの手料理というのは魅力的だ。
前にご馳走になったリゾットは、確かに美味しかった。
「じ、じゃあ…お言葉に甘えようかな…家にちょっと連絡入れておく」
白々しくソファを立ち上がり、俺は廊下に出た。
だって仕方ないだろう。
同級生の女の子の家にお泊まりだぞ?
思春期の健全な男子としては多少なりとも動悸が激しくなってしまうのである。
「どうする?修内太」
ティーカップを引きながらメグが立ち上がった。
「この際だから今日はうちに泊まっていかない?晩御飯はご馳走してあげるわよ?薬草入ってないのを」
「え?」
メグの家に…お泊まり…?
思わず動揺が顔に出たのだろうか。
「勿論、魔術講座の一環としてね」
メグが意味ありげにフフンと笑って見せた。
べ、別に変な想像してた訳じゃないぞ!!
…とはいえ、薬草の入っていないメグの手料理というのは魅力的だ。
前にご馳走になったリゾットは、確かに美味しかった。
「じ、じゃあ…お言葉に甘えようかな…家にちょっと連絡入れておく」
白々しくソファを立ち上がり、俺は廊下に出た。
だって仕方ないだろう。
同級生の女の子の家にお泊まりだぞ?
思春期の健全な男子としては多少なりとも動悸が激しくなってしまうのである。