ひとりじめしたい。~イジワルで甘いお隣さん~
「ここそんなに広くないけど、立地と物価が高いせいで家賃もそこそこだしな―」
バイトしないと、母親にそんな負担かけられねぇし……
「いっそのこと一緒に住む?」
「へっ///?そ、それって同棲///?」
「そう」
一々赤くなる美乃里。
「なんて嘘。さすがにまだ早いよな」
付き合ってまだ1ヶ月。
それに美乃里はまだ高校一年生だし、ちゃんと親に許可ももらわなきゃいけないしな。
つーか一緒に住むってことは一緒のベットで……ってことになるだろうし。
俺、耐えられる自信ない。
だって俺たちその……まだだし。
キスはたまにするけど、まだそれだけでも体をびくびくさせて目をギュッとつむっちゃう美乃里。
さすがに早すぎるよな。
美乃里を怖がらせることは絶対にしない。
そんなことあの時だけで十分だ。
でも、正直こう一緒にいると……