ひとりじめしたい。~イジワルで甘いお隣さん~
さっきまでテレビもついてたのに、それも消されて、静かな空気があたしを包み込む。
でも、あたしの胸はうるさく鳴り響く。
「美乃里、おいで」
「っ……」
あたしを向かい入れるようにして腕を広げる蜜くん。
そっと近づく。
――ギュッ
「っ///」
直に感じる蜜くんの体温。
「あ//あのっ///」
「本当にいいのか?」
「え?」
「美乃里を俺のものにしてもいいのか?」
「っ///」
覚悟……決めたんだ。
「うん……」
そううなずくと、蜜くんはほんの少し嬉しそうに笑ってあたしをベットに押し倒した。