ひとりじめしたい。~イジワルで甘いお隣さん~
Part*5
壊れた心-蜜SIde-
「んっ!……っ!美乃里っ!!」
「やだっ……」
「っ……!!美乃里っ!!」
「やだよっ……」
「美乃里っ!!」
「っ……」
怒鳴りつけるようにして言うと、ピタッと止まってうつむく美乃里。
な、なんだよ……
どうしたんだよ……
「美乃里、どうした?」
「っ……」
「うつむいてちゃわからないだろ?なんかあったか?」
こんな姿の美乃里を見たことがなくて、正直どうすればいいかわからない。
いつもニコニコ笑ってるのに、今は体から力が抜けたかのようにただベットに座ってる。
――スルッ……
「え……?ちょっ、何してんだよ!?」
おもむろにリボンを外して、制服を脱ぎだした美乃里。
「ちょっ、美乃里……」
「シよ?」
「……は?」
「蜜くん、あたしとエッチしよ」