ひとりじめしたい。~イジワルで甘いお隣さん~
「なんか、それはあたしとしては複雑……」
「は?なんで?」
「なんでって……」
少し困ったような顔を俺に向ける。
なんだ?
「み、蜜くんはあたしにドキドキしてくれないんですか……///?」
「は///!?」
ドキドキ!?
つーかその上目使い反則だろ!?
「た、たった今ドキドキしました」
「へ!?」
ほんとにこの小悪魔は……
無意識だからこそ恐ろしい……
「誘ったのは美乃里だからな」
「へ?誘うって……きゃあ!!」
ワンルームの狭い部屋ってこういう時いいな。
ベットまですぐに行けるから、押し倒すのも簡単だし。