ひとりじめしたい。~イジワルで甘いお隣さん~
えっ?
え!?
えっ!?
いつのまにこんなの……!?
「美乃里は朝から元気だな」
あたしの叫び声に目を覚ましたのか、まだ眠そうに目をこすってる蜜くん。
「み、蜜くん!こ、これっ!!」
「動揺し過ぎ」
だ、だってこれって……
「俺からのクリスマスプレゼント。うん。サイズもピッタリみたいだし、美乃里に似合ってる」
「っ……」
キラキラと輝いてるピンクゴールドの指輪。
真ん中には花をモチーフにされてる小さなダイヤが輝いている。
「ごめんな。本当は昨日のうちに渡したかったんだけど」
「っ、そんなの全然いいよ!」
まさかプレゼントを用意してくれてるなんて思ってなかった。
しかもこんな素敵なものだったなんて……
「気に入った?」
「っ!もちろん!!」