ひとりじめしたい。~イジワルで甘いお隣さん~
「蜜くん、ありがとう~~」
「それさっきも聞いた」
何度言ったって言い足りない。
「俺としては、体で返してくれればいいけど?」
「っ///」
耳元でささやかれる言葉。
「そ//それは……///」
「なんならさっそくお返ししてくれていいよ?」
お返し……?
「な?美乃……」
「あぁぁぁぁぁ!!」
「な、なんだよ!?」
蜜くんから離れて、クローゼットに走る。
「どうした?なんかあったか?」
まだベットにいる蜜くんが不思議そうに問いかける。
危ない、危ない。
忘れるとこだった……
「美乃里?」
「あの、蜜くん、これ……」
「え?」