ひとりじめしたい。～イジワルで甘いお隣さん～

幼い幼い女の子が、制服を身にまとっただけなのに、女に見えた。



あまり意識してなかったけど、美乃里も女子高生なんだよな……



なんてバカなことをしみじみと考える。



制服の女なんて嫌なくらい毎日見てきた。



スカートの長さなんて、気にもとめたことなかった。



なのに、美乃里の制服姿を見た瞬間、思考が停止した。



ちょっと大きく感じるブレザーに、短く感じるスカート。



きっと美乃里のことだから成長するとか思って大きめのブレザーを買ったのかもしれないけど、絶対あの大きさのまま成長はしなさそうだ。



でもその大きめのブレザーもなぜか小さな美乃里をすっぽりと覆っていて可愛く見えた。




そして何よりスカートから見えた細い足。



始めて出会った時も長ズボンだったし、いつもの部屋着も足首まで隠れるやつ。




それなのにあんな短いスカートをはいて、きれいな細い足を見せやがって。





朝からあれは反則だろ……