仮面ライダー電王 少女の思い
今日は、寒い。
季節は、冬である。
そこらのド・リア充どもは、恋人とかとキャッキャッとしているのだろう。
私というと、自分の部屋にこもってる。
どうしてかって?
そんなの簡単。
人と関わりたくないから。
トントン
ドアの叩く音が聞こえる。
時刻は、19時30分
夕食を運んで来てくれたのだろう。
私は、こっそり食事をドアの外から部屋へ移した。
勉強机の上に置き、ベランダへ移動する。
目の前に広がる星。
見てると落ち着く。
なぜかわからないけど。
私は、昔から見えてはいけない物が見えてしまう。
今も見えてる。
空を飛んでる電車が。
「え…?」
つい声をもらしてしまった千夏。
こっちに突進してきてるからだ。
千夏は、つい目を瞑った。
がしかし。
痛みは、襲ってこない。
恐る恐る目を開けて見ると、柵ギリギリで止まっている。