運命の人
思い出
その後、お昼を食べて東京タワーに登ったり警察署のなかを回ったりした。
綾野と宮沢は先生に連れていかれそうになっていたけど、加宮さんがなにか先生に言ったと思ったら開放された。
なにを言ったんだろう?
やっぱり松葉杖のわたしはみんなにいっぱい迷惑をかけていたけど、かなり楽しかった。
集合写真。右隣は加宮さん。
左隣は、綾野。その隣に宮沢。
「皆さん最高の笑顔で撮りましょう」
そう言っていた加宮さんは無表情。
「お前が笑えや!」
綾野がそういった時カメラマンさんがいう。
「1+1はー?」
「「にー!!」」
気づけば雨はあがっていた。
晴々とした空。
もうすぐ夏。
「みんなバスにもどりますよー!」
バスガイドさんのわざとらしい高い声に反応してみんなぞろぞろとバスに乗り込む。
帰りのバスではゲゲゲの鬼太郎のDVDが流された。
見入っていたのはわたしだけだったみたい。
行きとは違って宮沢と加宮さんは起きていて綾野は爆睡。
「そういえば、加宮さんと宮沢、似たような寝言いってたけどどんな夢みてたの?」
ひそひそ声で二人に聞いてみた。
「…覚えていませんね」
「俺もさっぱり」
…残念。
綾野と宮沢は先生に連れていかれそうになっていたけど、加宮さんがなにか先生に言ったと思ったら開放された。
なにを言ったんだろう?
やっぱり松葉杖のわたしはみんなにいっぱい迷惑をかけていたけど、かなり楽しかった。
集合写真。右隣は加宮さん。
左隣は、綾野。その隣に宮沢。
「皆さん最高の笑顔で撮りましょう」
そう言っていた加宮さんは無表情。
「お前が笑えや!」
綾野がそういった時カメラマンさんがいう。
「1+1はー?」
「「にー!!」」
気づけば雨はあがっていた。
晴々とした空。
もうすぐ夏。
「みんなバスにもどりますよー!」
バスガイドさんのわざとらしい高い声に反応してみんなぞろぞろとバスに乗り込む。
帰りのバスではゲゲゲの鬼太郎のDVDが流された。
見入っていたのはわたしだけだったみたい。
行きとは違って宮沢と加宮さんは起きていて綾野は爆睡。
「そういえば、加宮さんと宮沢、似たような寝言いってたけどどんな夢みてたの?」
ひそひそ声で二人に聞いてみた。
「…覚えていませんね」
「俺もさっぱり」
…残念。