運命の人
好き?
月曜日。
3階の教室を目指して慣れない松葉杖を付きながら階段を登った。
昇降口で会った友人にカバンを持ってもらって、背中を支えてくれた。
松葉杖を付いていてもジンジンと痛む。
座りたい…。
教室について友人にお礼を言って自分の席、窓際をめざす。
クラスに入るとクラスの子たちが大丈夫!?と心配してくれて集まってくる。
加宮さんは何も言わずに自分の席を立って、無言でわたしからカバンをとった。
「加宮さん…あ」
「なにも言わなくていいんですよ。わたしたちはズッ友なんですから」
ありがとうと言う前に嬉しいことを言ってくれた。
やめてよ泣いちゃうじゃん。
そんなこんなで自席についた。
加宮さんはわたしのかばんからいろいろ出したりしてくれている。
わたしはチラッと隣の綾野の席をみる。
まだ来ていないみたい。
綾野に会って癒されたいのに…。
「賢太なら今日休み 」
無表情の宮沢がわたしにそういった。
「へ…なんで?」
そういった時担任が教室にきた。
聞きそびれた…。
3階の教室を目指して慣れない松葉杖を付きながら階段を登った。
昇降口で会った友人にカバンを持ってもらって、背中を支えてくれた。
松葉杖を付いていてもジンジンと痛む。
座りたい…。
教室について友人にお礼を言って自分の席、窓際をめざす。
クラスに入るとクラスの子たちが大丈夫!?と心配してくれて集まってくる。
加宮さんは何も言わずに自分の席を立って、無言でわたしからカバンをとった。
「加宮さん…あ」
「なにも言わなくていいんですよ。わたしたちはズッ友なんですから」
ありがとうと言う前に嬉しいことを言ってくれた。
やめてよ泣いちゃうじゃん。
そんなこんなで自席についた。
加宮さんはわたしのかばんからいろいろ出したりしてくれている。
わたしはチラッと隣の綾野の席をみる。
まだ来ていないみたい。
綾野に会って癒されたいのに…。
「賢太なら今日休み 」
無表情の宮沢がわたしにそういった。
「へ…なんで?」
そういった時担任が教室にきた。
聞きそびれた…。